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恋愛工学で読み解くテラスハウス(タップ君の事例)〜別件デートの悲劇。間接法→直接法の移行はお早めに〜

地元の同窓会でのワンシーン。

 

友人A「えっ、オンク、テラスハウスなんかみてんの?笑」

 

だいたいテラスハウスをみているというと、まわりの知り合いはこんな感じのリアクションをする。

 

友人A「他人の恋愛なんかにキュンキュンしてる暇あったら、自分の恋愛がんばれよ。結婚してないのお前だけだぞこのクラスのなかで。」

 

友人Aは高校時代イケイケだった友人。

今は地方公務員として働いていて、既婚で一児のパパ。

 

オンク「キサマより年収高いし、恋愛でも結構需要あるし、大きなお世話だわ!!そもそも公務員とか無駄なクソ仕事多すぎんだろ。子供作ってるひまあったらそのへんどうにかしろやクソが(`ー´〃) ドヤッ ※あくまで個人の感想です

 

ともいえず、

 

オンク「えっ、おれはおもしろいと思うけどな(^^;)」

 

友人A「まあそういうのみるのもいんだどさ。おまえ自分もがんばれよ」

 

オンク「う、うん(^^;)」

 

そう、世の中とはとても生き辛い。

 

さて本題に戻るが、テラスハウスは、見知らぬ男女が一緒に住んで入居者同士で恋愛する、という番組だ(テレビでもやってるし、Netflixだと先行配信してます)。

 

で、なにがおもしろいかというと、そこで繰り広げられる恋愛は、いわゆる世間で正しいとされてるフレンドシップ型アプローチに始まり、案の定玉砕しまくる、というところだ。

もし、女の子へのアプローチで自分だったらどうするか、という視点でみると、めちゃくちゃおもしろいし、こんな反面教師としてわかりやすくていい教材は他にないと思う。

 

なので、今回はテラスハウスの事例を一部紹介するとともにもし恋愛工学の視点でこの事例を読み解いてみたい。

今回の論点はあくまで女子へのアプローチについてなので、やらせだからどうとかの議論は無視する。

 

 

事例:デートしていい感じだと思ってた医学部女子大生にフラれるタップダンサー

入居者のひとりである、タップダンサー(以下、タップ君という)は、医学部女子大生(以下、ゆりこちゃんという)に想いを寄せている。

それでは、タップ君のアプローチを順にみていこう。

 

アプローチ①:間接法でデート打診

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ある日タップ君が他のルームメイトに夢があいまいだと批判してしまったことについて話し合う。 

そこで、タップ君は

「そのルームメイトのためにがんばってほしくて批判した。今どうしたいかが大事」

と自分の考えを語り、最後に

「まあ今度飲みにでもいこうか。」

と誘う。

 

間接法でのデート打診だ。

夢への批判はどうでもよくて、ここで大事なのは、直説法ではなく間接法でデートに誘ったということだ。 

 

間接法の解説は以下のとおり。

広い意味では、共通の趣味とか、最初にセクシャルな意味を持たせずに女子と仲良くなり、最終的にセックスをしようというアプローチが間接法です。フレンドシップ戦略ですね。直接法では、セックスをしたいからデートしたい、という意思を明らかにした上で、女子と仲良くなろうと努力します。(引用元:刊金融日記 第46

 

要するに、間接法で誘えば異性として好意がある旨を明示的に伝えない分ハードルは下がり、デートできる確率は高くなる。

これは悪くないアプローチといえるだろう。

しかし、この際、注意しなければならないのが、その後早い段階で直説法に移行する(相手に明示的に好意があることを伝える)必要がある、ということだ。

 

これができないと、その後デートを繰り返し、リソースを浪費したあげく、友達フォルダ入りに格納されるという、非常に厳しい展開になる可能性が高い。

 

 

アプローチ②:恵比寿のポルコ・ロッソで初回デート

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ポルコ・ロッソ

食べログポルコ・ロッソ

 

 

ついに初回デート。

会話の内容はいたって普通。 

今度観にいく予定のタップダンスについて語る。

 

遊びに行くとしたらどこにいくかという話をして、水族館デートの約束を取り付ける。

 

ここで、ゆりこちゃんから元彼との恋バナを聞かされる。

研修医元彼は忙しくすれ違いが生じ、話し合って別れることにした、という話。

 それに対し、タップ君は

「でもきちんと自分で考えて決めたことがえらいよ」

という優しい返し。

 

「ゆうき(タップくん)にはなんでも話せちゃうんだよね。」

 

「これ(ふたりでのデート)は定期的に行こうね」

 

一見いい感じでよさそうにみえる。 

しかし、タップ君は大事なことを忘れている。

そう。気づいた方もいるだろう。

 

直接法への移行がまったくなされてないのだ。

 

ここで一歩踏み込んで、女性として意識している旨をきちんと伝えるべきだったのだ。

 

 

アプローチ③:すみだ水族館デートにいく

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そして、水族館デート。

 

セックス前に水族館デートというのは、デート設計の観点からするとだいぶイマイチといえる。

そもそも水族館デートというのは既セクとのデートに適している。

未セク相手とのデートは、なによりもゴール(セックス)から逆算した設計ができてなければならない。

 

つまり、単に水族館にいくというだけでは、まったくゴールに近づけないというわけだ。

また、ここでは時間の消費による弊害もある。 

女の人は、出会ってから男の人に惹きつけられ、安心感を得て、そして股を開くまでに、概ね3時間~10時間ぐらいの時間を要するようです。(中略)それ以上の時間をかけると、何もなく終わるか、悲惨な友だちフォルダに落ちる可能性が高いです。(引用元:週刊金融日記 第93号

 

超簡単にいうと時間をかけすぎる⇒慣れてドキドキ感なくなる⇒なんかこの人違うなとなる、となってしまうということである。

 

よって、もしセックスしない前提でデートするのであれば、時間は短くすべきだ。

その方が、少し話し足りないな⇒また逢いたいな⇒もしかして彼のこと…と次に繋がるケースが多い。

みなさんご存知のタイム・コンストレイン・メソッドです。

 

どうしても水族館に行きたい場合は、セク後に連れていくか恵比寿の水槽があるレストランに連れて行こう。

亀が泳いでます。

 

ラグシス

 

そして、水族館の帰りにもんじゃ焼きにいく。

 

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そして、ここでタップ君から次はブルーノート東京にいこうとデートを誘う。

以前からブルーノートに行きたかったゆりこちゃんは大喜び。

 

てか、ブルーノートてなんだ?

 

ブルーノート東京

食べログブルーノート東京

 

 

ジャズが聴けるレストランらしい。

 

た、たけぇ。。。((;゜Д゜)ガクブル

こんなところ、未セクの子とか絶対連れてかないわ。。。

だったら普通にウルフギャングとか肉食うだろ。。。

と思ってしまう僕はまだまだ貧乏人である。

 

高いレストランへ誘うというのは、コスパの観点からするとイマイチかもしれないが、別に稼いでいれば、コストは無視できるほど小さいので、ここはスルーしよう。

(事実タップ君はプロのタップダンサーなのでおそらく稼ぎはいいと思われる。)

 

 

 アプローチ④:ブルーノート東京でデート

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ブルーノート東京にデートに行った帰りのレストランで、タップ君に悲劇が訪れる。

 

何の前振りもなくゆりこちゃんからタップくんへ衝撃の告白がされる。 

 

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「昨日元彼から連絡きて…もう一回自分から付き合おうて言おうと思ってるんだ」

 

固まるタップくん。。。

 

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そこでなんとかタップくんが絞り出したひとこと。

 

「い、良い日だね(^^;)」

 

や、よくねえよ! (ノ゚⊿゚)ノ笑

 

何とも悲しすぎる。

やはり明示的に好意を伝えず、フレンドシップ型アプローチを選んでしまった結果、

待ち受けているのこうした現実だ。

あの日の

「ゆうき(タップくん)にはなんでも話せちゃうんだよね。」

は、友達フォルダ入りの死の宣告だったのかもしれない。

 

「いやいや、テレビだから。。。」と思った方もいるかもしれないが、周りの人の話を聞く限り、これが本当に一般で広く起きている現実なのだ。

 

 

ちなみにカミングアウトされた後、タップ君はすべきだった行動はおおきく2つある。

 

1つ目は、一刻も早く直接法に移行する(明示的に好意を伝える)こと。

ただただこのゆりこちゃんからのカミングアウトを受け入れるだけでは、はっきりいってもう可能性はゼロだ。

 

「実は今までゆりこちゃんとご飯行ったりデートしたりしてきて、○○なところや△△なところがすごく素敵だなて思って、正直付き合いたいなと思ってた。でもゆりこちゃんが一生懸命考えて決めたことだから、応援したいし元彼とうまくいって幸せになってほしいな(^^;)」

まかり間違っても、「元彼なんかよりおれの方がいい」などと言ってはならない。

 

 

2つ目は、元彼への疑念を自然な形で想起させること。

そう、みなさんがご存知のボーイフレンドクラッシャーだ。

例えば、帰り道に

「なんか最近さ。テレビでるようになったからかいろんな人から連絡くるんだよね。本当におれのこと大事にしてくれてる人て誰なんだろう。」 

とかつぶやくなどである。

(上の2つは、あくまで例なのでもっといいのがあるかもしれない。。。)

 

 

まとめ

ここまでテラスハウスの事例について、恋愛工学の視点から読み解いてきた。

このブログの読者の方は、かなりの恋愛上級者なのであまり目の当りにしないかもしれないが、世間一般では本当によくある話だと思う。

 

しかし、今一度考え直してみよう。

 

タップ君はなにも悪くない。

 

拒絶の不安に打ち勝ち、自分の好意を伝える勇気が足らなかった。

アプローチの手段がイマイチだった。ただそれだけだ。

大前提として、これは、ゆりこちゃんのことが大好きで幸せにしたい、そう思ってるがゆえの行動だ。 

ここで、あえて女性の読者にひとこと言いたい。(おそらくいない笑)

もし身の回りで、似たようなことが起きたとしても、

 

「イケてないな~。ブロックうううううう」

 

と思うのではなく、

 

「好いてくれてるがゆえに大事にいこうとしてるのかな(>_<)」

 

というやさしいフレームをもって彼の気持ちを受け止めてあげてほしい。

そして、彼のいいところに目をむけてほしい。

 

どんなアプローチであろうが、

根底には相手を幸せにしたいという気持ちがあるはずだ。

 

タップ君みたいな悲しい事態になってしまう男性が少しでも減ればいいのにな、

そう思った年末年始であった。

 

 

 

おしまい

 

 

【参考文献】 

note.mu

 

Netflix

Netflix