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恋愛工学で解説するテラスハウス(タカさんの事例)~一般人は女の中間テストにすら気づけない~

長らく放置していた人気コーナーが帰ってまいりました。

 

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今回は軽井沢編のタカさんの事例。

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軽井沢が地元のプロスノーボーダー、タカさん。31歳。最年長なのでみんなからは寮長と親しみを込めて呼ばれている。みてのとおりイケメン。しかし、それだけで恋愛市場は勝ち抜けるほど甘くないことを後々教えてくれる。

 

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そして、もうひとりの登場人物は安未ちゃん。モデルを目指す自覚美人の大学3年生。

常にローテンションで感情の起伏がわかりにくいが、経験上1割未満の確率でこういう子は存在する。ものすごくテンションが上っていても、それが外からはわかりづらいタイプの子だ。

 

①タカさん、安未ちゃんを初回デートに誘う

では早速タカさんのアプローチをみていこう。

入居してから約2ヶ月、タカさんは安未ちゃんのことが気になり始めたようだ。

そこでクリスマスツリーの設営をしながら自然にデートに誘う。

 

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「メシいこうよ、メシ」

「うん」

「飲まねえか。飲みに行くっつっても」

「スイッチ入れれば飲むよ」

「本当?メシいかざ(いこうか)」

 

なかなか自然な誘い方。関東圏の女子に方言まじりを使うのは悪くない。

このまま指摘することなく終わってしまう懸念がでてきました。

 

②いざランチデートへ

しかし、そうは問屋が卸さない。

そもそもツッコミどころがなければ、僕はブログのテーマとして選びません。

初級プレイヤーにとっては、とても勉強になるので順をおってみてみよう。

 

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軽井沢にこんな素敵なカフェあるんですね。

ん?ランチ?あれ、飲みに行くんじゃなかったのか?

デートでゴールを狙うならどう考えてもディナーだ。

はっきりいって、ランチだとその後連れ込むのは指南の技である。

なぜなら昼間からホテルに誘うのは不自然さがあり、家に誘うのも映画やお土産、スイーツなどの間接的な言い訳が必要だからだ。

昼間に家に誘う場合は気を消して誘い、その後フェーズシフトする。

上級者向けのプレースタイルなのだ。

保存版!連れ込みルーティーンコレクション|オンク|note

 

ただし、僕は別にランチを全否定するわけではない。

初回デートでランチ→2回目デートでディナー→ゴールというシナリオを狙えば、ランチを挟むのは、コストやタイム・コンストレイン・メソッドのやりやすさからなどメリットもある。

というわけで、ひとまずよしとしよう。

週刊金融日記 第69号 タイム・コンストレイント・メソッドの理論と実践|藤沢数希|note

 

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「じゃあおれカレーにしようかな」

「ミネストローネにしようか」

普通に食べたいものを頼むのもいいのが、こういうときはご飯シェアしてみるのはどうだろう。
「これも食べてみたいから安未ちゃんこっち頼んでよ」とお願いしてちょっともらう。
アーンをしたり、ご飯をシェアしたりしてあたかも恋人であるかのような既成事実を作るのが初回セックスする前のプレ・セックス・ピリオドで大切なのは以前にも説明したとおり。

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人間は一貫した行動をとりたがる。先に恋人同士のような既成事実を先につくってしまうことで、その後、次のデートや家に誘ったときも一貫した行動をとってもらいやすくなるのだ。

週刊金融日記 第217号 一貫性の原理とC→Sフェーズシフト|藤沢数希|note

 

さてご飯を食べようとテーブルにつくふたり。

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ここでもタカさんはノンプレイヤーのただ一般人だということがみてとれる。

そう、女の子より先に座ってしまうのだ(笑)。女の子はイスをひいてあげたりといった、うわっつらなやさしさが大好きである。雑に軽くイスをひいてあげるくらいしてもよかったのではないだろうか。

 

さらに席の配置にも問題がある。

おそらくテレビ上の都合だろうが、景色の方を向いて座る方がいいんではなかろうか。というかむしろ奥のカウンターに座った方が物理的な距離が縮まっていいかもしれない。

食事だけのデートにしないためのお店選びチェックリスト|オンク|note

 

こういう細かいところが気になってしまうのが恋愛サイエンティストの職業病ともいえる。もはや僕はそのへんの小姑より細かい人間になってしまったのかもしれない。

 

そして、タカさんは最も典型的な地雷を踏んでしまう。

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「安未みてえなそっけ美人な女の子は軽井沢の田舎にはいねえよ」

自覚美人に最もしてはいけないこと、それはルックスを褒めることである。

考えてみてほしい。

自覚美人は自分が美人であることを自覚しているし、これまで多くの男にルックスを褒められてきた。

本来生殖コストの高さから女は男に特別な存在であることを求める生き物である。他の男と同じようにルックスを褒めれば、その他大勢の男フォルダに入れられるのは必然なのだ。

恋愛においては美人と巨乳は存在しないかように扱うのが鉄則といえよう。

 

 ③聖南さんと初回デート

そうこうしていると、レジェンド聖南さんが入居し、いっきにテラスハウスの恋愛は動き出す。さすがこれまで多くのトレンディを演出してきた名女優だけある。

聖南さんとデートに行ってきて、いい感じだったタカさんをみて、安未ちゃんが不服そうな表情。

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そう、これがかの有名なモテスパイラルである。

女は他の女からモテている男が好きなのだ。この聖南→タカさん←安未ちゃんという構造に着目してほしい。コミュニティやパーティー、クラブの箱内でこうした構造を作り出せば、自ずとモテスパイラルに突入するのは界隈ではとても有名な話だ。

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そして、案の定、安未ちゃんからタカさんをデートの誘う。

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いやー、かわいいですね。うん。

ここで年末にスノボーに行く約束をする。

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④いざスノボーデートへ

得意な分野をデートに持ち込むのは素晴らしい。

人間は誰しも無意識のうちにどちらが上か下かマウンティングしてしまう習性がある(これを俗にうんこフレームワークという)ので、プロスノーボーダーのタカさんが得意な分野であるスノーボードをデートに選ぶことで主導権を握りやすくなるのだ。

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プロスノーボーダーが無料で個別にインストラクトしてくれる過剰すぎるほどのサービス。

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ちなみに僕は同僚に連れて行ってもらったはじめてのスノボで上級者コースのてっぺんで置いてきぼりをくらい、恥ずかしながら木の葉滑りのみで下山したことがある。

女は若くてかわいいだけででこれほどまでしてもらえるのだ。自覚美人は自らの美貌を自覚しているが、こうした下駄を履かせてもらっていることは意外と自覚しておらず、自分中心に世界が構成されているとほとんどの場合勘違いしている。

 

最後には僕が木の葉滑りでしか降りてこられなかった勾配の急な上級者コースを颯爽を滑り降りて、デートはフィニッシュ。

ここまでは完璧な流れではないだろうか。

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しかし、順調にみえたデートで事件が勃発する。

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「5歳若かったらいいなって思った」

「若返ってほしい」

脈ありサインかつ緩めの中間テスト発動。

 

恋愛シーンで必要な観察力とはなにか~脈ありサインの読み取り方と応え方~|オンク|note

「女の中間テスト」傾向と対策〜Cフェーズ編〜|オンク|note

 

翻訳すると「タカさんのことは素敵だと思っている。でも年齢差という障壁がある。あなたはこれを乗り越えるだけの勇気と気概があるか!?」といったところだろうか。

要するにこの5歳をポジティブに解釈できるかどうかが問われているのだ。

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「無理じゃん」

 

ちょ、おまっ...( ゚д゚)!!

なに女の中間テストを言葉どおりに捉えて真面目に回答しちゃってんだ!

ここは「ということは年齢以外はおれのこと全部好きってことでいい?(笑)」や「何いってんの?心は永遠に17歳だよ(笑)」などとGood Genesたっぷりな回答をしておくのが鉄則だろうに。

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「じゃあ5歳年とってくんねえかな?」

「5年後だなそれは」

「5年後には、俺も5年経ってるけどな」

さらに追い打ちをかける減点回答...( ゚д゚)!!

違うんだよ。安未ちゃんはこの5歳差を肯定できる解釈がほしかったんだよ。

こうしてノンプレイヤーの一般人は気づかぬうちに中間テストで不合格を重ね、いつの間にか友だちフォルダ入りしてしまう。

 

そして、テラスハウスに戻り、女子部屋で中間テストの採点がなされる。

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「歳の差を感じているから、あみとチューができるお部屋にはいない」

はい、教科書通りの展開。

 

 

テラスハウス入居者の悪ふざけがタカさんをさらに追い込む

「5歳若かったらよかったのに」の下りをテラスハウス入居者の聖南さんと至恩(しおん)くんに話したところ、タカさんはデタラメなアドバイスを受ける。

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至恩「誕生日に5歳若がったらいんじゃないですか?」

聖南「どう若返るの?ヒゲそるとか?」

至恩「タカくんが5歳若返ろうとしてヒゲ沿ってたらキュンとしません?」

聖南「キュンとするよ」

 

しねぇよ!!むしろ痛々しいわ!!(笑)。

だから安未ちゃんは歳の差という言い訳に対するポジティブな解釈がほしいわけであって、ヒゲ沿ったからといってそれがポジティブな解釈として機能するわけないだろ(笑)。

こういう友だちや同僚のテキトーな恋愛アドバイスなど絶対聞いてはいけない。

彼らは何の根拠も合理性もないアドバイスを、ただただ気の向くままに好き放題言い、あなたの恋愛をめちゃくちゃにする。

絶対聞いてはいけないアドバイスである。

 

⑥ナイターでスノボー。最大の中間テストが出題される

タカさんが動く。

テラスハウスメンバーみんなで岩手のフェスにきたなか、ナイター営業のあるゲレンデに安未ちゃんを連れ出す。

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「安未、滑る?滑ろうよナイター。すごくきれいだから」

そうそう。ヒゲ剃るよりこうやってリードしてあげる方がよっぽど効果的なのだ。

「決めてあげる」という行為は、認知コストを最小化する+責任リスクを引き取ることである。

「どこいきたい?」のような御用聞きよりも「決めてあげる」はハイレベルなやさしさなのだ。

 

そして、ついにこの事例最大のターニングポイントとなる中間テストが安未ちゃんから出題される。

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「何でみんなで滑ろうよって言わなかったの?」

 

ボーナスチャンス (゚∀゚)!!典型的な中間テスト。

「安未とふたりきりになりたかったから。いや、安未のこと好きだから」

間接法から直接法への移行、そしてそのまま連れ出してホテルインのパターンではないか!!

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タカさん、シュートぉぉぉぉぉぉぉぉ(^ o ^)ρ!!

 

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「いや、まあ...」

 

ん?( ´゚д゚`)

 

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「まあ何だろうね?何となくだけど」

 

ちょ、おま...なにバックパス....( ´゚д゚`)

 

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物心ついた中2が告白してフラれるのが怖いから保険をかけて「お、おまえのことなんかべ、べべべ、別に好きじゃねーし」みたいなことを平気でやってしまうタカさん、31歳、プロスノーボーダー
身体は大人、心は子供。まさに逆コナン。

 

さらに傷口を広げる。

「他にフェスにきてたメンバー2人ほど安未音楽好きってわけでもないでしょ」

 

そういう生真面目な回答がほしかったんではないのだよ...

THE END...

 

早速テラスハウスに戻って答え合わせ。

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「ナイターどうだった?」

「よかったけど誘ってくれた理由がイマイチだった。"それだけ?"って思った

 

そしてやはり傷口広げがちなのがタカさんである。

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「現場で言ってたっけ?俺」

 

あー、もう…

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(本記事2度目)

 

その結果、女子部屋で...

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つばさ「あの答えに納得いかなかったとか?」

安未「納得いかなかったとかじゃなくて、"つまんな"と思った」

 

タカさん、お疲れさまでした。

また次回頑張りましょう。

これくらいのルックスの女の子なら探せばたくさんいます。

 

⑦プレゼント&ヒゲ剃りアプローチもまったくワークせず

そろそろ編集するのがめんどくさくなってきたので、手短にまとめよう。

その後、タカさんは若返りのためヒゲを剃り、安未ちゃんの誕生日にほしがっていたスニーカーをプレゼントするのだが、まったくワークせず。

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女の中にある理想像を目指すとうまくいかないのは恋愛工学界隈ではあるあるな現象だ。

"魅了する"とは対極にあるアプローチといっていいだろう。

 

今回のケーススタディを振り返る

では最後に今回のケーススタディから得られる教訓を整理しておこう。

1.言い訳は自分ではなく相手のために用意するものである

結局のところ、タカさんは保険をかけるような回りくどい口説き方を重ねてきた。

「5歳若返るなんて無理じゃん」「誘った理由はなんとなく」などなど。

女は生殖コストの高さゆえ、あらゆるリスクを気にする。子供を生み、育てるのに膨大なコストがかかるのに、男に逃げられたらたまったもんじゃないからだ。

このリスクに対し、言い訳を用意してあげるのが男の役目なのだが、この言い訳は女のために用意するものであって、男が断られたときの保険的役割を果たすためのものではない。

自分のための言い訳は勇気のなさのメタメッセージになることを覚えておこう。

 

2.女の言葉を言葉どおりに応えてはいけない

今回の事例をみてみると、タカさんは安未ちゃんに対し、全て言葉通りに捉え言葉通り表面的に答えてきた。特に「5歳若ければ」→「無理じゃん」の下りなんかは典型的といえる。実は恋愛コンサル生にも女の言葉を言葉どおりに真に受けて、地雷を踏むパターンが散見される。

はっきりいってこれはコミュニケーションでもなんでもない。コミュニケーションとは、相手の隠れた心理を正確に理解し、心を同期させることだ。

そして、この正確な理解には、心理学、進化生物学、行動経済学マーケティングなどあらゆる背景知識や経験が必要になる。

モテへの道は険しいものだ。

【新版】恋愛プレイヤーレベル別スキルマップ|オンク|note

 

3.小さなサプライズを積み重ねる

タカさんのアプローチをみると、スノーボーダーだからスノボに誘い、ほしがっていたスニーカーをプレゼントし、若返ってと言われたからヒゲを剃り...まったくもって想定の範囲内なのだ。

これは自分の中に仮説がなく、女の提示する答えを近づいていくことに他ならない。

顧客の言うことを言うとおりにやるコンサルタントなんてまるで価値がないのと同じように、僕らは女の一歩先をいかなければならない。相手の期待通りでもダメだし二歩先でもダメ。我が道を行くんだけど一歩だけ先の小さなサプライズを積み重ねていかなければならない。女からの食いつきはこの小さなサプライズによって生まれる。

これが週刊恋愛サロンで噂のSOS(Series Of Surprise)理論である。サプライズのない男は誠実だがつまらない男なのだ。

狙った美女を高確率で落とすSOS理論2.0|オンク|note

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こういう具体的なケーススタディをもとに理論と照らし合わせると勉強になりますね。

今回は恋愛コンサルロジカル恋愛論勉強会でとりあげた後にこの記事を書いたのですが、なかなか活発な議論がなされ、おもしろかったです。

長文読むのお疲れさまでした。

 

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おしまい